令和6年第2回九重町議会定例会が6月7日に開催された。
町長の日野康志氏が、各議案について議会での審議をスタートした。議事日程には、報告や議案の承認を求める内容が並び、特に令和6年度一般会計補正予算は、2億6,772万4,000円を追加するものである。
会期は6月7日から20日までの14日間が予定されており、様々な案件の上程が計画されている。町長は、春の叙勲について触れ、地元消防団の副団長・菅家行敏氏が瑞宝単光章を受章したことに言及し、地域における貢献を称えた。
また、会議では令和5年度の繰越明許費計算書についても報告が行われ、項目数は17に及ぶ。町会計の状況についても報告され、繰越額は約10億590万円であることが明らかとなった。
日野町長は、寄附についても報告し、特に大分県での災害への寄附金の状況を説明した。これにより、町の財政基盤が強化されつつあることが示された。
さらに、専決処分に関する報告もあり、教職員定数の改善や教育環境の向上を目的とした請願の付託も決定。地域の教育環境向上に向けた強い意向が示された。町の議員たちは、議案に対し慎重な姿勢で審議を行い、後の議会での採決に向けた準備を進めている。
このように、九重町議会では町民のための施策が盛り込まれ、全体の活性化に向けた努力が続けられている。今後の進展が注目される。