令和元年第2回九重町議会定例会が、6月6日に議会議場で開会した。
議長の土井眞一郎氏が開会を宣言した後、日程に従い会議の進行が行われた。最初の議題である会議録署名議員の指名においては、佐藤明郎氏と佐藤博美氏が選出され、次に会期の決定が行われた。
今定例会の会期は、6月6日から21日までの16日間とすることが確認され、特に初日には2件の報告後に9件の議案が上程される予定である。
更に、諸般の報告が行われ、今期に開かれた各種イベントや会合の結果が報告された。日野康志九重町長は大分県ブラックアンドホワイトショウに関する行政報告を行い、特に酪農業者の成果を称賛した。
同町から出品された牛が数々の賞を受賞したことは、地元農家の努力の成果であると述べてもおられた。寄附の報告もあり、文化事業や青少年育成のための寄附が町に寄せられたことが伝えられた。特に、この寄附金額は町民や関係者の期待を示すものである。
議案の上程においては、いくつかの条例改正案が提出され、特に消費税率改定に伴うケーブルテレビネットワーク施設条例及び簡易水道事業条例の改正提案が注目された。
町長の日野康志氏はこれら改正の必要性を説明し、議会の合意を求めた。また、介護保険条例に関する改正も提出され、これにより低所得者向けの保険料軽減が強化されることが期待されている。議案の付託も行われ、各常任委員会での審議が進められることとなった。
さらに、請願及び陳情の付託が確認され、特に教育民生観光常任委員会に対して数件の請願が付託されることが決まった。閣議には、少人数学級推進に関する請願があり、子どもたちの教育環境の整備が求められている。
このように、九重町の議会は多岐にわたる議題について活発な審議を行い、地域の発展に向けた取り組みを進めている。最終的に、6月21日の本会議で議案の審議と採決が行われる予定であり、町民の関心も高まっている。