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九重町議会での一般質問、災害復旧と町の未来を考える

令和3年3月9日、九重町議会で増田裕子議員による一般質問が行われ、災害復旧や公共施設の維持管理、教育環境の改善などが議題に上がった。
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令和3年3月9日に開催された九重町議会では、増田裕子議員が一般質問を行い、町の重要課題について多くの意見を述べました。

質問の中で特に強調されたのは災害復旧についてだった。増田議員は、昨年の豪雨災害の影響を受けた町民の懸念を挙げ、復旧工事の進捗を問うた。建設課長の武石哲也氏は、河川災害の復旧について2月末までに査定件数が58件出ており、そのうち3件が発注済みという進捗を報告した。また、道路災害は27件の査定が完了し、14件が発注済みであることを述べ、年度内にさらに発注を計画しているとした。

次に増田議員は、人口減少や公共施設老朽化についても触れた。町長の日野康志氏は、災害からの復旧と新年度の役場組織体制が重要な課題であることを認識していると強調した。この中で、町民サービス向上のため、公共施設の維持管理計画が策定される必要があると述べた。

さらに、教育の分野でもGIGAスクール構想に関しての説明があり、タブレット導入が進んでいることが報告された。教育振興課長の小幡英二氏は、タブレットの導入が完了する見込みであり、今後の活用方法として、個別学習やプログラミング学習の推進を計画していると発言した。

また、九重町では、観光と農業の連携を深めるための取り組みが求められているが、具体的な施策がまだ不足していることが指摘された。商工観光課長は、農家民泊や観光型体験農園の取組が進行中であることを報告したが、町のリーダーシップが求められる部分が多いことも認識された。

消防団についても質問があり、団員数の減少という問題に対して、危機管理情報推進課長の井上健二氏は、現在357名の団員がおり、分団数が減少しつつある状況だと説明した。

議会開催日
議会名令和3年3月第1回九重町議会
議事録
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