令和元年第4回九重町議会定例会が開会した。議題には、多くの議案が含まれ、特に行政報告と議案の上程に注目が集まった。
日程第1では、会議録の署名議員として、有吉 富生議員と岩尾 茂樹議員が指名された。
次に、会期の決定が行われ、期間は12月3日から12月20日までの18日間となることが決定された。議会運営委員長の大津留 敏加議員は、「議案10件の上程が予定されており、特に補正予算に関する議案の審議が重要である」と強調した。
続いて、日程第3では諸般の報告が行われた。議長の土井 真一郎議員は、各報告内容を紹介し、特に地域活動やイベントに関する参加報告が多かったことに触れ、「地域の活性化に寄与するイベントが数多く行われている」と述べた。
行政報告では、町長の日野 康志氏が発表を行い、大分県畜産共進会の結果について報告した。肉牛部門での優秀成績や、乳用牛部門での名誉賞受賞を挙げ、「農家の皆さんの努力が成果を上げている」と評価した。
また、令和元年度の補正予算議案の上程も予定されており、特に町営住宅の修繕や新たな道路整備に関する予算が取り上げられる予定だ。日野町長は、「財源の適正な運用を心がけ、地域住民のニーズに応える施策を推進していく」と述べた。
最終的に、日程第8である陳情の付託について、後野上公民館の建替えに関する陳情書が教育民生観光常任委員会に付託されることが決定された。この件は、地域の福祉向上に寄与する重要なテーマとなるだろう。
最後に、議長の土井議員が本日の議事を終了し、「参加された皆様のご協力に感謝いたします」と挨拶し、散会となった。