令和3年第1回九重町議会臨時会が2月16日に開催され、重要な議題が取り扱われた。
会期は1日限りと決定され、まず会議録署名議員として岐部俊哉議員と麻生良典議員が指名された。
行政報告では、町長の日野康志氏が寄附の申込みに関する報告を行った。匿名での寄附が20万円、企業からの100万円が毅然として豪雨災害の対応のために寄付されたことが強調された。
議長の辞職願が提出され、これに対する議論が交わされた。新たに選挙が実施され、菅原美好議員が議長に選任された。菅原議長は、議長就任に際し、様々な課題に直面している現状を認識し、全力で町民の福祉向上に尽力する旨を表明した。
続けて、副議長辞職の件が議題にあがり、有吉富生議員が辞職を申し出た。これも速やかに承認され、佐藤明郎議員が新たに副議長に選任された。
この日は、様々な委員会の委員と委員長、副委員長の選任も行われた。常任委員会の構成については、各常任委員会の定数が確認された。議会広報特別委員会の委員辞任の件に関しても急施事件と認定され、委員選任が進行された。
専決処分に関する報告では、コロナ関連の予算措置として必要な支援が行われることが承認された。新型コロナウイルス対策としては、宿泊業と飲食業向けの事業継続支援金についての進捗も説明され、反響が大きいとの報告があった。様々な課題に対して一つ一つの対策の必要性が浸透しており、迅速な対応が求められていることが参加議員にも伝わった。
最後に、議員派遣や委員会の閉会中審査に関する協議も行われ、全ての議題について議決。議長が円滑に議事を進行し、会議は無事に終了した。