令和2年2月10日、九重町議会臨時会が開かれた。
この臨時会では、行政報告や寄附に関する報告が行われた。
特に、大分県うまい!つや姫コンテストについて町長の日野康志氏が触れ、九重町から最優秀賞を受賞した生産者の功績を称賛した。
日野氏は、「厳しい生産環境下にあっても、地域の生産者たちが愛情を持って育てた成果である」と強調した。
また、町有財産の払い下げに伴い、土地の寄附があったことも報告された。
その後、議会運営委員長の大津留敏加氏が会期について提案を行い、臨時会は1日限りの運営と決定された。
さらに、議案第3号として財産取得に関する議案が提起された。こちらは、防災用品の購入に関するもので、議会はその必要性を理解した様子だった。
日野町長は、「防災力の向上が目的であり、避難生活でのストレス軽減が期待される」と述べた。
特に、避難所に設置するインバーター発電機、パーテーション、段ボールベッドなどが重要視された。
質疑応答では、佐藤明郎議員が「初期対応に必要な備品の整備について、しっかりした訓練も必要」と指摘し、危機管理情報推進課長の佐藤信一氏は、定期的な点検を通じて対応していくと述べた。
小川克巳議員からは、具体的な備品についての詳細な説明が求められ、妥当な理解が進んだ。
「プライベートルームは、間仕切りとして利用する計画」と説明された。
最後に、議案第3号は全員賛成のもと可決され、会議は無事に閉会を迎えた。場所は九重町議会議場、時間は午前10時から開始され、10時15分に終了した。