令和4年第4回九重町議会臨時会が8月5日に行われた。
この会議では、行政報告が行われ、特にここのえ緑陽中学校女子ホッケー部が準優勝し、全国大会出場権を獲得したことが強調された。町長の日野康志氏は、8月19日から22日にかけての本大会への出場を見据え、九州代表としての活躍を期待すると述べた。
また、行政報告の中では土地寄付に関する報告もあり、集会所建設用地として土地が提供されたことが言及された。
続いて、議案が4件上程され審議が行われた。本議会では、令和4年度九重文化センターの空調設備改修に関連する工事請負契約の締結に関する議案第50号が議題に上った。契約金額は約1億4927万円、契約先は株式会社ツインデックとのことだ。議員からは、空調の仕様が感染症対策に適しているかとの質問があった。社会教育課長の松尾勝紀氏は、「換気の基準を満たしている」と回答した。
このほか、議案第51号として消防ポンプ自動車の購入が挙げられた。昨年からの老朽化に伴い、更新が必要とされる。契約金額は2618万円で、応札は実施されているとの報告がなされた。
さらに、給食運搬車の購入を含む議案第52号も可決された。こちらの契約金額は787万6000円となっている。
最後に、令和4年度一般会計補正予算第5号について審議が行われた。歳入・歳出それぞれ1150万円を追加するとともに、歳入歳出予算の総額を約84億6633万1千円とする旨が提案された。新型コロナウイルス感染症への対応としての経費が見込まれている。
この補正においては、原油価格の高騰に関連した経費の追加や、緑陽中学校女子ホッケー部の全国大会出場に伴う補助金の追加があった。自治体の支援を強化することで、地元の学校やトピックに対する関心を高めていくとしている。