令和5年6月9日に九重町議会が定例会を開いた。
多くの重要な議題が取り扱われた。
議長の有吉富生氏が議事を進行し、最初に会議録署名議員が指名された。6番の野上香代子議員と7番の岩尾茂樹議員が選ばれたと報告された。
続いて、会期の決定について説明が行われた。議会運営委員長の佐藤明郎議員が報告し、会期は6月9日から22日までの14日間と定められた。
次に、諸般の報告が行われ、複数の行事における参加状況などが報告された。
特に、監査委員報告や教育民生観光常任委員会における活動が強調された。
行政報告において、町長の日野康志氏が寄付金やその用途について説明した。
出光大分地熱株式会社や大分ケーブルテレコムなどからの寄付品や現金が町内の学校や避難所へ支給される旨が述べられた。
報告第1号では、町税条例の一部改正が専決処分として承認された。
軽自動車税規則改正および肉用牛に関する税制の特例延長にかかわる改正も含まれ、施行日は4月1日からであるとされた。
報告第2号として、令和4年度九重町一般会計繰越明許費の計算書が示され、繰越額は9億3,760万5,000円となる見込みであると報告された。
続いて、報告第3号が上程され、事故繰越しの計算書も発表された。
この報告では1億6,783万8,900円が翌年度へ繰越されることが確認された。
議案の上程では、議案第37号として水道協会元職員の業務横領に関する訴え提起が提案され、全会一致で可決された。
その後、令和5年度補正予算議案第38号も上程され、審議は今後の会期間中に行われる。
最後に、請願書は少人数学級推進などに関する趣旨が説明され、教育民生観光常任委員会に付託されることに決定した。
これらの議題が議論され、次回の会議に向けた準備が進められることとなった。