令和3年第4回九重町議会臨時会が11月24日に開催され、議題に上った。最初に議題となったのは、会議録署名議員の指名である。これに関して、議長の菅原 美好氏は、佐藤 明郎議員及び岩尾 茂樹議員を指名した。
続いて、会期の決定が行われ、議会運営委員長の有吉 富生氏が、会期を本日1日限りとすることを報告した。この内容に議長が異議を唱えない旨確認した。
行政報告では、町長の日野 康志氏がいくつかの重要事項を取り上げた。まず、危険業務従事者叙勲に関して、防衛功労で南山田地区の川井 雅浩氏、矯正業務功労で南山田地区の小野 恭敬氏が受章したことを報告し、両氏の功績を称えた。次に、大分県功労者表彰においても、符合のある数名が受賞したことが伝えられ、町長は心からお祝の言葉を述べた。
また、大分県中学校新人軟式野球大会に関する報告もあり、ここのえ緑陽中学校が見事にベスト4に進出したことが評価された。しかし、準決勝と決勝が雨で中止となり、残念ながら優勝は逃したとのこと。町長は、今後の選手たちの活躍を祈念した。
次に、農林課関係から、生しいたけ品評会の入賞者が紹介され、特に九重町から多くの受賞者が出たことが称賛された。これにより、地域の生産者の努力が成果につながっていることを示している。
さらに、非常災害時の食事提供協定についても言及。これは東洋食品株式会社との提携で、大規模災害時に迅速に食事を提供する協定である。この取り組みが実施されることで、町民の安心が図られるとして期待されている。
最後に、令和3年度補正予算議案の上程と審議が行われた。具体的には、一般会計補正予算と水道特別会計補正予算の二件が対象となり、総額共に重要な経費が計上された。議案に対する質疑では、新型コロナウイルスワクチン接種の準備が急務であることが語られ、適切な議事が進められた。議案は全て可決され、会議は終了した。町長は、この会議の結果、住民の福祉向上に貢献できたと考えを示した。