令和4年3月15日、日田市議会定例会が開催された。
議長の石橋邦彦氏は、定足数の確認後に会議を開会した。最初の議題は、各委員会における審査結果の報告であった。総務環境委員長の佐藤功氏は、日田市交流・コミュニティセンターの指定管理者変更について、原案どおり可決すべきと述べた。
さらに、議案第18号では新型コロナウイルス感染症に関連する補正予算についての承認が求められ、新たに9億5,656万7,000円の追加が提案された。この予算は、住民税非課税世帯向けの臨時特別給付金の財源として使用されることが強調された。
教育福祉委員長の井上正一郎氏も、住民税非課税世帯を対象とした特別給付金の支給について報告し、世帯への周知徹底を要望した。さらに、議案第19号の承認が求められ、各種事務事業の確定や決算見込みに基づく計数整理についても言及された。
その後、質疑が行われたが、議員からの質疑は特にないと認められたため、直ちに討論へと移行した。討論の通告もなかったため、すぐに採決に進んだ。議長は採決の際、各委員長の報告に従うことに異義がないか確認し、異議がなかったことから、すべての議案が可決されることが決定された。
議会はこれで本日の全日程を終了し、石橋議長は休会を宣言した。次回の本会議は、3月25日の午後1時から再開される予定である。