令和元年6月19日、日田市議会は第2回定例会を開催した。
議事の中で、議案質疑が行われ、複数の重要な議案が取り上げられた。
議案第57号については、「日田市介護保険条例の一部改正」について、日隈知重議員が質疑を行った。市の福祉保健部長、髙瀬享氏は、消費税率引き上げに応じた保険料軽減のための措置として、令和元年度の保険料率が来年以降の軽減幅の半分に設定される理由を説明した。
具体的には、消費税率が引き上がった際の低所得者への配慮を示し、制度の整備に向けた説明も行われた。この改正により、低所得者の保険料軽減強化が図らしめることとなる。市はこれに伴い、約4,620万円の経済的効果を見込んでいる。髙瀬氏は、「経済的な効果はある」と強調し、その内容について詳しく説明した。
また、議案第59号では「日田市椿ケ鼻ハイランドパーク」に関する改正が提案された。こちらでは、施設の老朽化に対応するため、利用料金の見直しが行われる。不適切だった料金設定を改善する狙いがあり、商工観光部長・中島孝幸氏が背景を示した。
香り高い観光資源の維持へ、重要な一歩と捉えることができる。特に、経営管理体制が強化され、地域経済の活性化に寄与することが期待される。
さらに、令和元年度日田市一般会計補正予算(第1号)も重要な議題として取り上げられ、観光資源の整備に資金が充てられる見込みだ。観光部門への支援を通じ、地域の振興が図られることが期待され、様々な施策の実施により、日田市のさらなる発展が促進される見通しである。
このように、日田市議会は多方面に渡る議案を通じて、施策の進展と市民サービスの向上を目指している。今後の流れに注目が集まる。