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日田市議会、令和4年度決算認定と新規事業案を討議

令和5年9月15日、日田市議会は令和4年度の決算認定を行い、新たな市木材支援策を導入。
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令和5年9月15日、日田市議会は第3回定例会を開催した。

今回の議題は、令和4年度の日田市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定が含まれている。議員の質疑では、特に、歳出の不用額が25億円を超える中で、過去3年間で最も多い不用額の要因について問われた。

総務部長の後藤靖孝氏は、主な要因として、新型コロナウイルス関連や物価高騰対策に関係する施策の見込みが下回ったことを強調した。中でも、民生費においては、給付金の支給世帯数が予想を下回ったことが不足の一因であるとした。さらに、衛生費や商工費についても、同様の理由での不用額があったと報告された。

また、株式会社トライ・ウッドの経営状況についても議論が行われた。この報告によると、新型コロナの影響や経費の増加により、同社は赤字決算となった。農林振興部長の鈴木浩美氏は、電力費や運賃コストが前年と比べて大幅に増加したことを挙げ、労働稼働率の悪化も影響していると述べた。

工事委託契約の締結については、日田市の大分県開発公社との契約について議論が行われた。市民環境部長の佐藤野里子氏は、工事の進行状況と河川改修による災害リスク緩和策について説明。河川の付替え工事が計画されており、効果的な災害対策に寄与することが期待される。

さらに、令和5年度日田市一般会計補正予算(第3号)や木づかい促進事業の実施についても質疑が交わされた。補正予算では、被災者支援や森林資源の利用促進についての施策が中心となっている。特に、木づかい促進事業では、被災住宅の再建支援に加えて、日田材の供給を通じた地域振興が図られる方針である。

議会は、次回10月20日に再開することが予定されている。議員たちは今回の議論をもとに、今後の施策に必要な対応を検討していく。

議会開催日
議会名令和5年9月日田市議会定例会(第3回)
議事録
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