令和元年第1回日田市議会臨時会が、5月16日に開催された。
出席した議員は22名で、全員が新たな議会の構成を迎えた。
議長選出や副議長選出などの重要な議題が挙げられた。議会改革特別委員会の設置についても議論された。
臨時議長には大谷敏彰議員が選出され、議会は会期を1日間とすることに決定した。議長選挙では、石橋邦彦議員が11票を獲得し当選した。また、副議長には松野勝美議員が20票を獲得して選出された。
市長の原田啓介氏は挨拶で、平成の時代に起こった人口減少や自然災害の影響を指摘。これからの地域活動の重要性を強調した。さらに、持続可能な日田市の実現を目指し、新たな市議会のサポートをお願いした。
この臨時会では、議会運営において意思決定と責任を果たすため、9名の市議を委員とした議会改革特別委員会を設置することが決定された。さらに、大分県後期高齢者医療広域連合議会議員の選任として居川太城議員を指名、議案第50号と51号の選任がそれぞれ採決され問題なく承認された。
会議の最後には、全議事が終了し、原田市長が今後の市政運営における協力をお願いする旨の挨拶を行った。新体制での議会業務がさまざまな課題解決に向け若い力を活かす形になることへの期待が示された。