令和4年6月27日、日田市議会は令和4年第2回定例会を開催した。
本会議では、各委員会からの審査結果報告が行われ、特に補正予算案や新型コロナウイルス対策に関する議案が取り上げられ件数は議案が52件に及んだ。
まず、総務環境委員会の佐藤功委員長は、議案第40号および第41号の日田市税条例等の改正について数ヶ月前に行われた地方税法等の改正を受けての措置であると述べ、これらが原案通り可決されることを報告した。
また、より重要な議案第50号では、低所得の子育て世帯に対する生活支援特別給付金が国庫支出金を活用して支給決定されることが強調された。
次に教育福祉委員会の井上正一郎委員長は、国民健康保険税条例や介護保険条例の一部改正を報告した。特に、新型コロナウイルスの影響により、軽減措置の延長が検討されたことが注目された。
会議の中で、物価高騰対策の必要性も強調された。産業建設委員会の安達明成委員長は、配合飼料の高騰から畜産農家を支援するための特別支援事業について論じ、今後もその進捗を注視することを要望した。
最後に、意見書案の審議が行われ、特に議案第52号での固定資産評価員の選任が原田啓介市長より提案された。この選任に関して特に異議は挙がらず、全会一致で承認された。
このように、今回の定例会では、多くの議案が審議され、市の重要な方針や対策が進められることに議員たちは合意した。今後も議会の議論は続き、市民の期待に応えるための施策が講じられることが期待される。