令和3年3月定例会において、日田市議会はさまざまな議案を審議した。
今回の会議では、特に一般会計予算や介護保険制度、災害復旧についての質疑応答が目立った。議案第29号として、令和3年度日田市一般会計予算が上程され、議員たちは詳細な予算案に対する質疑を行った。
市民環境部の江田徳浩市民環境部長が、個人番号カードの交付に関して述べた。彼は、「市民にマイナンバーカードの利点を示す特集を組んで推進している。」「健康保険証として利用でき、申請しやすいため、交付者数の増加が期待できる。」と強調した。現状では、マイナンバーカードの普及が進められている。
福祉保健部の松岡政則部長は、介護保険関連の議案について答弁した。「ダイオキシンや感染症対策の影響により、介護サービス利用者が減る可能性がある。」と認識を示し、保険料の値上げを見ると、基準額が引き上げられることにより、現年の収入が見込めるとした。
さらに、災害被災者住宅再建支援金についても質疑があり、松岡部長は、「29年の豪雨、新型コロナウイルスの影響により、生活困窮者の生活支援が化石化していると懸念されている。」と述べた。加えて、「今年度の被害に遭った物件については、申請の期限が決まるため図るべきである」と説明した。