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日田市議会、令和5年度一般会計予算を可決

日田市議会は令和5年度一般会計予算を可決。市税は前年比3.5%増の80億275万1000円を見込む。
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令和5年3月24日、日田市議会は第1回定例会を開催した。

出席議員21名が定足数に達し、開会が宣言された。議事は主に各委員会の審査結果報告、質疑、討論、採決で構成されている。特に注目を集めたのは、令和5年度の日田市一般会計予算である。

総務環境委員会の佐藤 功委員長は、今年度予算の歳入は372億6450万5000円とし、前年度当初予算比で0.1%減少したことを報告した。市民税では個人市民税が前年比5.5%増、法人市民税では32.8%増加の見込みとされている。また、固定資産税に関しては1.2%の減少が見込まれ、全体の市税では3.5%増の80億275万1000円が計上される見通しとなった。

一方、予算審査の中では、ひきこもりサポート事業や福祉関連の事業の強化が求められ、様々な意見が出された。特に教育福祉委員会の井上 正一郎委員長は、学校現場からの要望に対し、加配教員の確保が必要と訴えた。加えて、基幹相談支援センターの専属スタッフ配置が求められるなど、専門的な支援体制の重要性が再確認された。

また、教育福祉関連の議案では、家庭的保育事業や放課後児童健全育成事業についても改正が行われる。井上委員長は、国の基準に準じた対応が必要であると強調した。

議会は、さらに追加議案として韓田 啓介市長が提案した日田市、日田玖珠広域消防組合公平委員会委員の選任についても審議された。市長は、一木氏を選任することの適任性を訴え、全会一致で同意を得た。市議会では、市民生活の向上を図る多くの施策が議論され、様々な観点からの意見が交わされた。

議案第29号に対する討論では、日隈 知重議員が予算案への反対を表明し、自衛官募集に関する問題を指摘。議員各位は新型コロナウイルス感染症対策を含む施策全般についても議論を交わし、今後の方針について話し合った。

議会開催日
議会名令和5年3月第1回日田市議会定例会
議事録
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