令和5年6月20日、日田市議会において、重要な一般質問が行われた。特に、学校給食費の無償化や国民健康保険税の負担軽減、そして高齢者の熱中症対策が議論の中心となった。
まず学校給食費無償化について、「大谷敏彰議員」が導入の意義とコロナの影響を考慮する必要性を指摘した。市長「原田啓介氏」は、現在の物価高騰や財源確保の観点から慎重に検討を進めていると述べた。
次に国民健康保険税の負担軽減問題について、「大谷議員」は大分県内での状況を挙げ、特に低所得者への影響を強調した。市の「衣笠雄司 福祉保健部長」は、基金や準備金の状況を報告し、今後も国の支援が不可欠であるとした。
高齢者の熱中症対策も話題に上がり、「大谷議員」はエアコン設置の補助制度の必要性を提言した。市は現在、設置状況に関する調査を進めており、啓発活動を行うことを強調した。
また、土地改良区の減少と高齢化が進行する中での農地保全の重要性も指摘された。市の「鈴木浩美農林振興部長」は、県と連携し助成制度の創設を求めていく考えを述べた。
公園整備に関しても、「坂本茂議員」が地域ニーズと市民参加の重要性を主張した。市は今後、地域の意見を重視し、利用促進を図る姿勢を示している。