令和4年12月14日に開催された燕市議会定例会では、様々な子育て施策が議題となった。
市長は、子ども医療費助成の無償化を目指す考えを示し、入院時の負担軽減が重要であると認識していると述べた。
一方、学校・保育施設の給食費無償化については現行制度に従い、保護者負担の必然性を強調した。教育次長は、全国的な動向に留意しつつ、現行制度の維持を主張した。
また、国保税の子ども均等割についても、燕市の現在の制度とその課題が議論された。市民生活部長は、均等割の軽減策が必要だと認識しており、国に働きかける考えを示した。
そして、出産育児一時金の増額に関しても、国の動向を踏まえつつ検討していく意向が示された。
次に、みなみ親水公園の維持管理に関する質問があり、市は維持管理の具体的な状況を説明した。公園内の安全点検や樹木の管理、遊具の点検を行っており、遊具の経年劣化が指摘された。市は、遊具の補修や改修計画についても前向きに検討していると回答した。特に、周辺住民の声を尊重しながら適切に管理を進めることが求められている。
また、燕市B&G海洋センターについても施設の老朽化や利用状況が報告され、男女別のトイレ整備などの改善が必要とされている。市は、今後の改修計画においてバリアフリー対応を考慮していく方針を明言した。