令和6年小千谷市議会第2回定例会が開会された。本定例会では、合計25件の議案および2件の請願が上程された。特に、重要な議案として、税条例の改正や、今年度の一般会計補正予算が含まれている。
市長の宮崎悦男氏は、税関連の改正について、令和6年3月に公布された地方税法等の改正に基づき、税条例の一部を改正する必要があると説明した。また、一般会計補正予算(第1号)では、情報システムの標準化推進に関連する経費や、市道の補修工事にかかる予算を増額することが提案された。
今回の定例会では、環境問題に関する取り組みとして、電気自動車用充電器の設置に関する条例の制定も議題に上がった。環境共生課の安達仁課長は、この条例によって充電器の設置と管理方法が明確化されると説明し、充電器が市民にとって便利な存在に出てくることが期待されると述べた。
また、財産の取得に関する複数の議案も可決された。新しい消防ポンプ自動車について、市議会に承認を求める念頭に置き、燃料経費の軽減や設備の近代化が目的とされている。