コモンズ

十日町市議会、令和6年度予算案を全員賛成で可決

十日町市議会は令和6年度予算案を348億4,000万円で可決。水道料金引き上げも懸念される中、市民生活への影響が注目される。
記事公開日:
議会開催日:

十日町市議会は、令和6年第1回定例会において様々な議案を審議し、数多くの条例改正や予算案を可決した。

議案第9号から17号に関して、十日町市職員の旅費に関する条例などが改正されることになった。議員からは、旅費の見直しについての質疑があり、根津年夫議員(総務文教常任委員長)は「車賃の改定に至る経緯を明確にし、適切な金額を設定する必要がある」と指摘した。全ての議案は全員賛成により可決された。

さらに、議案第18号及び第19号では、企業設置奨励条例や企業投資促進条例についての改正が審議され、質疑を経て、賛成多数で可決された。この中では、新たな運営による利用促進が期待される点が強調された。

その後の議案第20号から24号では、指定管理者の選定が行われ、今後の事業展開に関する質疑が交わされた。これに関連して、星名大輔議員(産業建設常任委員長)は「新たな管理者によって地域活性化が進むことが期待される」と述べた。

また、市の予算についても重要な議題となった。令和6年度の一般会計予算は348億4,000万円とされ、増額が見込まれている。このことに対し、滝沢貞親議員は「歳入増加をしっかりと反映した予算として、市民生活の向上に資することを期待している」との意見を表明した。一般会計は前年より増加し、さらなる施策の充実が求められている。

一方で、今後懸念されるのは、市民の負担が増大する可能性である。特に水道料金の20%引き上げは、市民への影響があると多くの議員が危惧する声を上げた。福祉に関連する予算が削減される中、富井春美議員は「市民生活を圧迫するような改定は避けるべきだ」と強調した。

最終的に、令和6年度の予算案は全員賛成で可決された。今後は、政策実施が如何に進められ、市の財政状況が改善されていくかが注目される。市長や行政当局は、市政運営にあたり、市民の声をより広く取り入れることが求められている。

議会開催日
議会名令和6年第1回十日町市議会定例会
議事録
タイトルの評価提示されたheadlineは会議録の内容を正確に伝えており、重要なアジェンダを反映しているため。
説明文の評価descriptionは会議録内容を正確に要約しており、関連する主要情報を反映しているため。
本文の評価main_contentsは会議録データに基づき、重要な議題を適切にまとめており、事実誤認がないため。

中越地区の最新記事

三条市出雲崎町刈羽村南魚沼市小千谷市弥彦村柏崎市津南町湯沢町燕市見附市長岡市魚沼市 の最新記事です。