燕市の公共交通に関する取り組みが進展し、交通弱者や高齢者の移動の利便性向上が期待される中、コミュニティバスの実証運行が行われている。
今年度の利用者数は約3,650人にのぼり、1日当たり平均13.9人が利用している。運行は多くの人に周知されているというが、利用者数の増加に向けては更なる工夫が求められている。
地域住民からは、通院や買い物などの目的でバスの利用が高いことが分かっている。特に高齢者にとっては不可欠な存在となっている。しかし、利用者の少なさの原因として、コロナの影響や徒歩での移動距離が挙げられる。バス停が遠いため、利用をためらう人が多いのかもしれない。