令和5年6月26日に開催された燕市議会定例会(第2回)では、様々な議案と請願についての議論が行われた。
本会議ではまず、議案第41号から第44号までの一括審議が行われた。総務文教常任委員長の小林由明氏は、議案第42号の市の境界変更と議案第44号の一般会計補正予算について報告。前者については、異議なく原案通り可決され、後者についても国の補助金を活用し、充実した制度をホームページ等で案内することが確認された。
次に、市民厚生常任委員長のタナカ・キン氏は、議案第41号の燕市税条例の一部改正について報告し、森林環境譲与税の活用状況などについて説明。また、地域内の生活困窮者支援や健康教育に関する計画も示した。
議案の審議が終了した後、日程第2に進み、請願第1号「新潟の最低賃金は信越・北陸・関東13都県中12位の低さである」について討論が行われた。産業建設常任委員長の田澤信行氏は、急激な最低賃金の引き上げは中小企業にとって大きな負担となるため、不採択を提案した。対する長井由喜雄氏は、請願内容の重要性を強調し、最低賃金の底上げが燕市の経済活性化に繋がると述べた。
最終的に、請願第1号は賛成4票、反対15票で不採択となった。また、議員派遣第1号についても議論が行われ、特に異議はなく決定された。本日の会議では、出席全議員の参加があり、重要な議決が行われたことが報告されている。