令和3年12月20日、燕市議会は定例会を開催し、複数の重要議案について審議を行った。
会議では、議案第92号から議案第106号までの全てを一括議題とし、各常任委員長が審査結果を報告した。特に、議案第92号の「新潟県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少」に関しては、関係者から異議無く可決される見込みであると報告された。
また、議案第93号の「燕市選挙公報発行に関する条例の一部改正」も可決され、写真の電子データ提出が可能になる点が強調された。これにより、市選挙における候補者の公報発行が効率化される。
さらに、地方の子どもや家庭への支援を強化するため、議案第94号と第95号の児童館・児童クラブ条例の改正が承認された。児童館の管理体制を見直し、より良いサービス提供を目指す。
特にデジタル化に関する意見も活発に交わされた。議長は入れたデジタル化推進について、職員の事務効率化に貢献すると引き続き説明。正規職員の80%にパソコン配置を行う意向を示した。
さらに、議案第98号「指定管理者の指定について」は、燕市小池公民館の管理団体についての質疑を経て、異議なく可決された。議案第101号「令和3年度燕市一般会計補正予算」についても、保育所広域入所委託事業や教育費の改修についての質疑が行われ、賛成多数で可決された。
最後に、議案第104号と第105号の「吉田トレーニングセンター大規模改修工事」に関する契約締結についても説明がされ、総額約12億円での契約が計画されていることが報告された。こちらも全体の中で異議なく可決された。
本定例会では、様々な議案が円滑に進行し、燕市の将来に向けた施策が整えられている様子が確認された。議会は全体的に前向きで合理的な判断がなされており、今後も地域の発展が期待される。