令和5年6月9日、胎内市議会の定例会が開催され、19日間の会期が決定した。議長を務める小野 德重氏が開会を宣言し、出席議員は14名にのぼる。最初に、会議録署名議員の指名が行われ、天木 義人議員と薄田 智議員が選任された。
また、議会運営委員長の薄田 智議員が報告を行い、今定例会の運営方針を説明した。報告内容によれば、議案の質疑は6月22日、23日の2日間に予定されており、今後の進行計画が示された。
特に承認第2号~第4号の専決処分関連議案については、いずれも原案通り承認がなされた。市長の井畑 明彦氏は、税条例の改正や補正予算について説明を行い、新型コロナ対策や昨年の豪雨による復旧状況等についても報告した。
経済的支援についても話題となり、特に生活困窮者への支援や子育て世帯に対する給付金の実施が確認された。子育て世帯向け支援金として、児童一人当たり5万円の支給が計画されており、予算に計上される。
また、報告第5号から第13号までの各項目に関しても一括で審査され、内容はすべて承認された。委員会付託となった議案については、各常任委員会での審査が行われる見込みだ。
最後に、請願の件では、新潟県の最低賃金引き上げに関する意見書の採択が求められた。この請願は地域での生活水準の向上を図ることを目的としている。会議の終了時に、次回の本会議は6月22日となることが確認された。