令和元年第3回胎内市議会定例会が9月10日、胎内市で開会した。
出席議員は15名で、会議は成立した。議事日程には、専決処分や補正予算、条例改正等、多くの案件が盛り込まれている。
まず、「承認第4号 専決処分の承認を求めることについて」や「議第70号 令和元年度胎内市一般会計補正予算(第4号)」などが議題に挙げられた。市長、井畑明彦氏は、幼児教育・保育無償化の開始について説明し、これに伴う補正予算の必要性を強調した。
井畑市長はこの制度について、同年10月から発動されることで具体的な経費が必要になるとの見通しを示した。市民への周知活動も既に行っているとして、改正条例に関する審議について理解を求めた。
続いて、他の補正予算案に関しても質疑応答が行われ、特に「議第81号 胎内市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例」について、座長の小野德重議員が貢献度を述べた。市は進化する制度に対応し、新たな職務形態も模索している。
また、進行中の胎内高原ワインに関するクラウドファンディングや消防設備更新、公共下水道事業等の様々な取組についても報告され、活性化の一環として位置づけられていることが確認された。
議案に関する質疑応答は円滑に進み、最終的に承認された。議事は今後も続き、第3回定例会の成果を市民に還元する形で実施されることが期待される。
議長の薄田智君は、すべての案件が円滑に決議されたことを確認した後、10月7日までの日程が設定されたことを報告し、次回会議の日程も予告した。議会運営に関する情報は、効率的に市民に伝達される必要がある。
今定例会は、地元経済への試みとして国庫支出金の増額や職員給与に関する条例改正も取り扱われ、引き続き議会として市民のために必要な事業を遂行する意向が示された。