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胎内市、重点課題として有害鳥獣対策と通学路安全を強化

胎内市での第4回定例会では、有害鳥獣対策や通学路の安全確保、さらにはマイナンバーカードの普及状況が議論された。
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胎内市での第4回定例会が開催され、各議員が市の重要課題に対して質問を行った。特に有害鳥獣対策や通学路の安全、マイナンバーカードの普及状況が焦点となった。

有害鳥獣問題では、今年度の捕獲された猿は89頭、イノシシは6頭、熊は3頭で、昨年度よりも捕獲件数が増加している。市は猟友会と連携し、下手な捕獲や生活環境への影響を考慮し、慎重な対応を続けている。市道本町・西栄町1号線においては、歩行者空間の確保が急務であるとし、側溝の蓋のコンクリート化工事を行っている。

通学路の安全確保についても論じられた。市では合同点検を実施し、必要な箇所の改善を進めている。過去1年間で31件の改善が行われ、この努力により安全性が高まっていることが確認された。特に児童生徒向けの通学路は年々危険度が増しているとの意見があり、さらなる改善が求められる。

マイナンバーカードの申請率は54.7%で、特に14歳以下の年少者層においては43.4%と比較的高い一方、保険証利用の申し込みは国全体において49%と報告している。市では休日臨時窓口や出張申請サポートを通じ、さらなる普及促進に努めている。

また、除雪対策についても深刻な課題が浮き彫りになった。今年度の降雪量が予想以上に多く、特に高齢者世帯への配慮が求められている。市はシルバー人材センターやNPO法人による除雪作業の委託を進めるが、各地域での支え合いの強化が求められる。

市長は、多様な地域ニーズを満たすため、今後とも地域住民とともに協力し合い、改善可能な支援策を模索していく意向を示した。特に明るい通学路の設置や自転車通学の安全性向上は、切実な要求となっている。市の各種マーケティング戦略や地域対策についても、今後の措置が期待される。

また、雪下ろしの支援策や自転車の安全教室の実施状況も話し合われ、住民の防災意識の向上が求められている。市長は、住民の安全で快適な生活を送るために、各種サービスの整備を誓った。

最後に、市は地域との連携を強化し、住民の暮らしやすい環境作りに貢献する方針を明言した。

市民の安全と快適な生活を守るため、今後もこうした取り組みが進められることに期待が寄せられている。

議会開催日
議会名令和4年12月定例会(第4回)胎内市議会
議事録
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