令和6年6月26日、小千谷市議会第2回定例会が行われ、主要な議案が採決されました。
本定例会では、特に市の財政状況に関連する条例改正案が取り上げられました。議案第46号「小千谷市電気自動車等用充電器の設置及び管理に関する条例」について、平澤智総務文教委員長は「充電器の性能や使用料の積算根拠について質疑があった」と述べ、全員異議なく可決されることとなりました。
また、議案第47号では、会計年度任用職員の給与に関する条例改正が行われました。内山博志議員は、「市制施行70周年に向けたブルーインパルスの飛行展示について市民から不安の声が多く、費用削減の必要性を訴えた」との意見がありました。この意見に基づく採決でも全員グリーンライトが点灯しました。
さらに、議案第51号の令和6年度一般会計補正予算(第2号)も可決され、特にブルーインパルスの展示に関する経費が注目されました。長谷川有理議員は「こうしたイベントが市民にどのような効果をもたらすのか、慎重に評価する必要がある」と付け加えました。
請願第2号と第3号についても、「30人以下学級実現」や「地方財政の充実・強化に関する意見書」が採択される運びとなり、それに伴う議論も行われました。特に、前者については教員の負担軽減の必要性が強調されました。
最後に、宮崎悦男市長は閉会挨拶において「今後も市民へのサービス向上を目指し、地域全体の発展に向けた取り組みを続ける」と述べ、その努力を重ねていく必要があることを強調しました。今後の市政運営にはより一層の市民参加と共に進めることが求められています。
このように、本定例会では多岐にわたる重要な議案や請願が審議され、結果として市の教育や財政に関する施策が前進することとなり、市民生活の充実へとつながる期待が寄せられています。