令和3年5月12日、小千谷市議会第1回臨時会が開会され、全議員が出席する中、様々な重要議案が審議されることとなった。
最初に、議長の田中淳氏が臨時会の開催を宣言した後、議会運営委員長の報告が行われた。報告では、今回の会期は一日間であること、専決処分を含む数件の議案が上程されることが伝えられた。
市長の大塚昇一氏は、今臨時会に提案する議案の概要について説明し、専決処分の承認4件、財産取得1件、人事案件1件の計6件が示された。
特に、議案第28号の小千谷市税条例等の一部改正に関しては、地方税法の改正に伴う内容であることが強調された。税務課長の和田計房氏は、税制変更の概要や、特例措置などについて詳しく説明した。
また、議案第31号では、令和3年度の一般会計補正予算が新型コロナウイルスの影響に対する緊急対策として必要であることが明言され、経済対策が重要視される旨が述べられた。これにより、各種施策の実施が加速される見通しである。
新たに市議会の副議長に選出された駒井和彦氏は就任の挨拶を述べ、議員各位に対する支援を訴えた。また、次いで行われた議会選では充実した人事案件が承認された。特に、新潟県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙には吉崎進氏が選任された。
最後に、市長は新型コロナウイルス感染症に関する施策について報告を行い、議会の協力を求める言葉で締めくくられた。
すべての議案は無事承認され、今回の臨時会が円滑に進行した。今後、市政の発展に向けた様々な取り組みが期待される。