令和2年9月17日、小千谷市議会において、第3回定例会が開催された。議会上では、コロナ禍における対策や市政に対する一般質問などが行われ、特に市民の安全への配慮や経済的な支援が求められた。今後の経済対策では、持続化給付金の拡充や地代の補助、住宅リフォーム補助金制度の見直しなどが重要なアジェンダとなっている。
小千谷学生寮についても重要な議題が取り上げられた。女子学生寮の併設構想があり、すでに改修工事が承認され、来春からの運営が予定されている。また、現在の入居率や老朽化した施設の整備も論じられ、将来的な教育環境の改善が期待されている。
特に新型肺炎感染症対応では、学校現場の多忙化や感染症対策が厳しい状況である中、学校給食や行事の見直し等が必要とされている。エアコン設置の支援や国からの補助金を活用した対策が求められる中で、地方自治体間での支援状況の違いも議論された。
議会では、特別支援学校教育についても論じられ、教員の負担軽減策やアシスタントの必要性が問われており、今後の方針についても説明が求められた。教育の質を高めるため、施策の具体化が期待されている。