令和2年12月22日、小千谷市議会第4回定例会が開催され、重要な議案が多数審議された。
まず、議案第99号の小千谷市職員の給与に関する条例改正については、全員無異議での可決が confirmed された。上村 行雄議員は、改正の必要性と影響について具体的に述べた。ただし、特に給与が市の財政に与える影響についての質疑はなかった。これに加えて、入湯税に関する議案や、市民の家条例の改正案も同様に可決される結果となった。
次に、議案第107号の令和2年度小千谷市一般会計補正予算についても、詳細な質疑が行われた。特に、広報活動や地域支援の具体的な取り組みについて、佐藤 隆一議員が問題提起を行い、補正予算が地域経済や市民生活への影響を及ぼす可能性について話し合われた。最終的に、補正予算案は全員異議なく通過。
また、議案第101号から第121号にかけて、国民健康保険税と医療に関する条例改正案が一括上程され、再度の質疑を経て、無事可決された。これにより地域福祉の充実が期待されるとともに、議員らは市民サービス向上への意欲を示した。
特に注目されたのは、発議案第8号である北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書。久保田 陽一議員が提案し、この問題に対する強い緊急性が訴えられた。この意見書は全会一致で可決され、議会が国の対応を強く促す姿勢を示す結果に至った。特に、拉致問題の解決が社会全体の重要な課題であることが再確認された。
最後に、市長の大塚 昇一氏は、会期中の議論を振り返り、感染症対策や市民生活への支援に取り組む姿勢を示した。また、雪による影響についても触れ、スムーズな除雪活動の重要性を強調した。市長は新年への希望を述べ、今後の市政運営への期待感を高めた。