令和2年2月26日、令和2年小千谷市議会第1回定例会が開催された。
議会では、施政に関する方針説明が行われ、令和2年度の予算の概要が報告された。
市長の大塚昇一氏は、予算編成の方針として、総合計画等を十分に意識した施策実施や市民のニーズに基づいた予算配分を強調した。
特に、経常経費の抑制や公共事業の見直しなど、効率的な財政運営が求められている。
一般会計予算については、179億2,000万円を見込み、昨年度比3.4%の減となる。特別会計のうち、国民健康保険特別会計は減額、一方で介護保険特別会計は増額が見込まれている。市長は、「都市計画や公共施設整備など、持続可能なまちづくりを進めるための施策も計画している」と述べた。
また、議会では新型コロナウイルスの影響も考慮し、災害復旧事業の取り組みとして小千谷市営土地改良事業の施行についても議論が行われている。市民生活や高齢者に配慮し、地域活性化にもつながる施策が求められている。
最後に、議会では小千谷市教育委員会委員の任命が行われ、和田正樹氏を再任することが決定した。今後の教育環境の整備にも注目が集まる。