令和４年小千谷市議会第３回定例会が、９月１５日に開催され、多くの議題が取り上げられた。
最初に注目を集めたのは、森本 恵理子議員による一般質問である。彼女は、低出生体重児への支援について、特に新潟県が発行した「リトルベビーハンドブック」に触れた。彼女は、冊子の周知活動を推進し、サポートが必要な家庭に届くよう取り組むべきと強調した。また、経済的負担の軽減を求め、必要な対策が求められると述べた。
次に、長谷川 有理議員の質問が続く。彼は新型肺炎感染症についての対策を強調し、特に子育て世代に対する影響を重視した。市長の陽性経験を踏まえ、感染者への医療体制の強化、検査の迅速化が望まれると主張した。さらに、学校現場での感染対策や、医療機関への支援を求める意見も述べた。
住安 康一議員は、市民の命を守るための災害対策、特にタイムラインの普及について触れた。大雨による災害が増加する中で、学校や地域での防災行動計画を整備する必要性を訴え、自治体の役割を強調した。およそ60％の施設が老朽化する中、廃棄物行政の見直しも重要と述べた。
次の質問で内山 博志議員がカーボンニュートラルとごみ問題を取り上げ、プラスチック資源循環促進法に基づく新たなごみ行政への移行を求めた。彼は、環境問題に対する積極的な対応を訴え、地域の環境を守るための施策が必要であると意義を唱えた。