令和4年9月21日、小千谷市議会第3回定例会が開催された。
今回の議会では、育児休業等に関する条例の改正が提出され、出席議員全員一致で可決された。これは小千谷市職員の働きやすさを向上させるための重要な施策と位置付けられている。他にも、選挙運動用自動車の公営に関する条例や選挙公報発行に関する条例の改正も全員一致で可決された。これらの改正は市の選挙運営の透明性向上に寄与することが期待されている。
また、議案第47号である小千谷市ガス供給条例の改正についても審議された。この改正に関しては、料金の上昇幅や低所得者への影響を考慮すべきとの意見が上がった。住安康一議員は、「急激な価格上昇に対して支援策が必要だ」と強調した。結果として、原案は起立多数で可決されたものの、市民生活に与える影響が懸念される。
さらに、令和4年度の一般会計補正予算やガス事業会計補正予算なども議論された。これら_budget_案は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮した内容で構成されており、市民生活支援や公共サービス向上へ向けた施策が盛り込まれている。全議案において質疑があり、いずれも重要性が確認され、可決されている。
一方、請願第3号は「コロナ禍においても私立高校生が学費の心配なく学校で学び続けられるよう、私学助成増額・拡充を求める意見書」の採択を求める内容で、こちらも全員一致で採択された。内山博志議員は、「私立高校生への支援は日本の将来にとって重要である」と述べた。
この議会の成果は、小千谷市の将来に向けた一歩となることが期待される。市民の支援を受けながら、今後も成功裏に施策が進められていくことが望まれる。