令和元年5月14日、小千谷市議会第1回臨時会が開催された。
本臨時会では新議長の選任が重要な議題となった。議長選挙では田中淳氏が14票を獲得し当選した。
田中議長は「公平で活発な議会運営を目指したい」と述べた。続いて、副議長に久保田陽一氏が選任され、9票を得てその職務を担うことになった。
選挙後、各常任委員会の委員も選任された。総務文教委員会には平澤智氏、上村行雄氏、大矢弘光氏らが名を連ねた。民生産業委員会には阿部守男氏、駒井和彦氏、住安康一氏などが就任した。
また、議会運営委員会の委員長に本田剛氏、副委員長に内山博志氏が選任された。
さらに、議案が上程され、条例改正に関わる専決処分等が承認された。特に税制改正に伴う小千谷市税条例や国民健康保険税条例などが対象となり、保険料の軽減強化や課税基準の見直しが進められる。
山賀一雄氏は新たに小千谷市監査委員に選任され、その任務にあたることが確認された。山賀氏は「公正不偏を旨に職務を全うする」と強調した。
臨時会では議会運営や市行政への期待も表明され、今後の議会活動への意気込みが感じられた。市長の大塚昇一氏も出席し、議会の新体制に対し祝意を伝えた。
出席議員全員での合意により、臨時会は円満に閉会した。新しい議長のもと、議会は市民の期待に応えるべく活動を続ける意思を示している。