令和5年2月27日、小千谷市議会は第1回定例会を開催し、様々な議案が提案されました。
市長の宮崎悦男氏は、施政に関する方針を説明し、令和5年度予算案の大綱を示しました。
今回の一般会計予算は222億3,000万円で、前年より17.5%の増加が見込まれています。
具体的には、図書館等の複合施設整備や中学校の長寿命化改修が予算に盛り込まれており、市民のニーズに応える施策が展開されるとしています。
また、特別会計では国民健康保険や介護保険など、主に民生に関する支出が増加すると見込まれ、これに対する適切な管理が求められています。
商工振興については、地域の活性化を目的に構築される産業支援策や、Uターン就職を促進する施策が話し合われました。
また、教育分野では、特別支援教育の充実を図るため新たに指導主事が配置される見込みです。
さらに、障がい福祉、子育て支援、高齢者福祉などにも専心し、市民全体の生活支援を強化します。
議案の審議では、公共施設の相互利用や定住自立圏の形成に関する協定の変更についても承認され、地域の連携強化が図られる予定です。
なお、今回提出された議案は、各委員会に付託され、さらなる審議が行われる見込みです。
このように、令和5年度予算案は、小千谷市の持続可能な未来に向けた重要な一手となることが期待されています。