令和4年2月28日、阿賀町議会が定例会を開催し、合計4件の議題が討議された。
主要な内容は、令和3年度阿賀町一般会計補正予算(第11号及び第12号)の承認に関するものである。
町長の神田一秋氏は、除排雪経費の増額補正による説明を行った。
昨年より雪の量は少ないものの、除雪作業における委託費が不足しており、特に12月と1月において計6回の除雪作業が行われた。
また、承認第1号に関しては、雪による除排雪経費増額の処分について報告がなされた。神田町長は、歳入歳出ともに4,000万円の補正を行い、総額を128億6,270万円とすることを提案した。
加藤達也氏からは、時間外勤務手当を含めた除雪業務について質問され、若狭建設課長からの回答があった。
さらに、議案第4号の令和3年度一般会計補正予算(第12号)では、新型コロナウイルスワクチン接種に伴う経費追加や、道の駅阿賀の里のリニューアルについても審議された。
この中で、神田町長はワクチン接種の進捗報告を行い、特に小児接種の対応が強調された。接種率は現在31.1%、引き続き進めていく方針である。
なお、阿賀の里のリニューアルに関する具体的な提案があり、町民が利用しやすい施設となるべく工夫が求められた。特に、地域の子供たちへの遊び場提供が課題として取り上げられた。