令和2年6月17日、阿賀町議会において、道の駅"阿賀の里"の再生と活性化に関する一般質問が行われた。特に、魚匠の撤退後の空き店舗の利用やトイレの改修が主要な議題となった。
小池隆晴議員は、魚匠撤退後の店舗の活用について具体的な提案を行った。地元産の野菜や山菜を展開する直売所の設置が有効であるとし、店舗に子ども向けの遊び場設置も提案した。町長は、地元産物の販売を強化し、子どもたちが遊べる環境を作る重要性を認めた。
議会では、施設全般への利活用も論じられ、道の駅のトイレ整備も急務であるとされ、町長は整備の必要性を強調した。資料館についても、観光資源としての活用が求められる中、具体的な展示内容やアクセス向上の案が出された。
町の職員は、道の駅の運営に向けた新たな取り組みが必要だと認識しながら、町民の理解を得るための情報発信の強化を確認した。また、旅游業界と連携し、地域の魅力を再発見し発信する必要性も語られた。新型コロナウイルスの影響による経済の厳しさも背景に、道の駅が果たす役割の重要性が再確認された。
道の駅は地域住民にとっての重要な拠点であり、将来的には観光地域の魅力を高めるためのハブとして期待されている。町内外から訪れる人々にとっても、ここが魅力的なスポットとなるよう、町の取り組みが進められ、地域活性化に向けた活動がさらに求められる。