令和5年3月9日、阿賀町議会は定例会を開催し、補正予算案について審議した。
今回の会議では、合計8件の補正予算議案が上程され、議会の全12名の議員が出席した。
特に注目されたのが、令和4年度阿賀町一般会計補正予算(第14号)である。
この補正予算案では、歳入歳出それぞれ約1億890万円の減額補正が提案されており、対策が求められた。
神田一秋町長は、詳細な説明を行い、主な減額理由としてエネルギー価格の高騰による燃料費の増加を挙げた。
更に、民間企業等からの収入見込みの変動や新型コロナウイルス対策に関連した経費の変動についても、詳しく説明した。
補正予算の中には、移住促進や地域振興に関連する補助金見直しについても言及された。
各施策について、議員からは具体的な数字や実績報告に関する質疑が飛び交い、議論が交わされた。
また、令和4年度阿賀町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)も審議され、医療給付費等の減額が指摘された。
神田町長は、見込みと実績のずれを説明し、改善策を提案した。