令和4年阿賀町議会9月定例会が開催され、各議案の審議が行われた。
特に、令和3年度阿賀町各会計歳入歳出決算の認定や、令和4年度一般会計補正予算が重要な議題として扱われ、影響を受ける住民への支援措置が求められた。
また、町長である神田一秋氏は、「豪雨による災害復旧及び新型コロナウイルス感染症への対応として、特別予算を追加して計上する必要がある」と説明した。
この中で、神田町長は、「8月3日からの豪雨災害により、町内でも多くの被害が発生した。そのため、財政面での逼迫を考慮する必要がある」と強調した。討論の中で、議員らからも同様の意見が相次ぎ、コロナ対策や災害復旧のための予算措置について懸念が示された。
また、同内での議論では、町立の津川病院の存続問題や、育児休業に関する条例の一部改正についても取り上げられ、町民生活に密接に関連するこれらの問題についても熱心な質疑が交わされた。
意見書案としては、JR磐越西線の早急な復旧を求める意見書と、津川病院の存続・建替に関する意見書が提案され、全議員からの賛成によって可決された。
今後も地域の声を反映した政策実施が期待されている。