令和2年1月27日、阿賀町議会にて令和元年度一般会計補正予算を可決したことが報告された。
会議では、神田一秋町長が補正予算の提案理由を説明した。今回は、県道改良工事に伴う光ケーブルの移設などが主な理由で、合計8,300万円の追加が見込まれている。これにより、歳入歳出予算は122億9,145万3,000円に達する。
発言の中で、小池隆晴議員はふるさと納税の返礼品の多様性について提起した。彼は、「米がほとんどという状況では持続性に疑問が残る」と指摘した。これに対し、神田町長は、「米の評価が高いのは幸運だが、今後は栗やクルミといった他の商品の開発にも養成していく」と述べた。
また、ふるさと納税による寄附金総額は今年度増加し、現在6億4,800万円となっており、さらなる増額が見込まれている。町長は、「昨年度の寄付金実績を超えることが目標」とし、努力を続ける意向を示した。
財産の取得に関する議案では、町が所有する競技艇の更新が議題となった。台風19号により10艇が損壊したため、新たに10艇の購入を求めた。社会教育課の神田久利課長が「公平な競技を保つため、同種の艇を購入する」と述べると、議会はこれを承認した。
議員派遣についても滞りなく決定され、さらにパートナーシップの形成やプレゼンテーションの重要性が強調された。
最後に、議長が本日の会議を終了し、今後の課題として経済振興や地域振興策が必要であることが指摘された。町議会は今後も市民の声に耳を傾け、持続可能な発展を目指していく意向を示している。