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阿賀町6月定例会で財政補正予算が可決

阿賀町議会は6月21日、補正予算や人権擁護委員候補者の推薦などを審議し、可決した。
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令和3年6月21日、阿賀町議会は令和3年度6月定例会を開催し、様々な議案が審議された。特に、議案第51号である一般会計補正予算(第2号)では、歳入歳出それぞれに1億7,150万円を追加し、総額を119億7,450万円にすることが決定された。これにより、65歳以上のワクチン接種に必要な予算を確保し、接種計画を推進する方針が示された。神田一秋町長は、「迅速なワクチン接種に伴い、必要な予算をお願いする」と述べ、日曜日や平日の接種体制を整えると強調した。

阿賀町の経済対策として、飲食店を支援するためのプレミアム飲食券の発行も課題となった。この事業は昨年度の成功を受けてのもので、消費喚起を狙いとしたものである。町内の飲食店組合からの要望を受け、実施時期は感染状況等を考慮して決定することになる。

また、介護保険特別会計補正予算(第1号)では、国による認知症対応型共同生活介護施設の増改築への補助金が計上された。地域の福祉課題に対応するため、大潟福祉会が提供する施設整備に係る補助金計上が求められた。

さらに阿賀町では、救急医療体制を強化するため、新たに高規格救急自動車とその資器材を購入することが決定された。ドクターや看護師による救急活動に対応するため、必要スタッフの確保と自動車の性能向上が図られる。特に、今後の救急活動において、その痛急性が増す中、町民の安心と安全を守るための重要な取り組みとなる。

このほか、観光施設設置条例の一部改正も議題に挙がった。新潟麦酒株式会社が角神湖畔青少年旅行村レクリエーションセンターを活用したウイスキー蒸留所の設立を進めており、町の観光資源を有効活用する方向に進むことが期待されている。町民の雇用促進や新たな特産品の創出が見込まれることで、町の活性化が期待される。

最後に、人権擁護委員候補者の推薦が行われ、長谷川栄一郎氏が推薦された。地域のために尽力している彼は、人権問題に重きを置きながら活動していくことが期待されている。

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議会名令和3年6月阿賀町議会
議事録
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