今年も異常気象が続き、土砂災害の危険が高まっている。特に令和2年には、阿賀町での豪雨により土砂崩れが発生した経緯がある。これを受け、阿賀町では新潟県に対し、土砂災害防止のための具体的な対策を講じるよう求めている。しかし、県は保全対象家屋が一定数に満たない場合、優先順位が低いと判断し、対応を後回しにしている。山田町長は、この問題に対し強い危機感を持ち、町独自でも対策を検討する必要があると話した。
また、最近の大雨では、新発田市の近くで大規模な降雨が確認され、阿賀町内でも過去に被害が出たことから、絶えず県との連携を重視していかなければならない。
次に、コロナワクチン接種の状況について、阿賀町の接種率は90%を超え、県内でも高い評価を受けている。町長はワクチン確保に尽力し、町民の協力のおかげで早期の接種を実施できたとして感謝の意を示した。ただし、特に二十歳代の接種率が低いことが懸念され、今後、特に若い世代への接種促進策を考える必要がある。
新型コロナウイルスワクチンの有効期間については、通常6か月であり、今後も追加接種が推奨される見通しだ。独自のキャンペーンなど、町民に対しワクチン接種を促す啓発活動を継続し、ブレークスルー感染を防ぐ努力も必要だ。町は、この挑戦を通じて地域の健康を守る取り組みを次々と進めていく考えだ。