令和2年6月22日、阿賀町議会は6月定例会を開催し、多数の施策を審議した。
主な議題は、令和2年度一般会計補正予算（第4号）、国民健康保険特別会計、診療所特別会計、下水道事業特別会計、営スキー場事業特別会計、建設機械購入について等である。
特に注目が集まったのは一般会計補正予算の審議である。神田一秋阿賀町長は、1ページ目を開いてもらいたいと述べ、補正予算の内訳について詳細に説明した。結論として、歳入歳出それぞれ2億5800万円が追加され、結果として予算総額は128億7,500万円に達することを明らかにした。
次に、長谷川眞議員の質疑が行われた。長谷川議員は、予定していた会計の歳入人数が少なく、新型コロナウイルスの影響も考慮する必要性があるという指摘をした。それに対し、神田町長は、この問題を真摯に受け止め、今後共同作業を進めていく必要があるとの考えを示した。
この他にも、赤湯温泉や他の観光地だけでなく、経済対策の懐疑的な声が聞かれた。多くの議員が感謝を述べる中、発言権のある者たちからは再開の提案がされ、議論の行方に注目が集まった。議会内では、赤湯温泉を早急に再開すべく結論に至った。これは観光業や地域経済の振興に寄与するとの見方も浮上し、職員や住民たちの意見も広く求められている。
議会の最終結果として、すべての議案が原案通り可決され、議会は次のステップへ進む案を出した。これによって、公共施設改善や経済対策が進められ、住民の生活向上を期待する声も高まっている。今後の施策の具体的な実施が求められる中、町としても明確な方向性を示していく必要があると結論づけられた。今回の定例会は、景気回復への道筋を示す重要なターニングポイントとなった。