令和元年6月定例会において、議員らは町の行政や地域課題に関する質疑を行った。特に注目を集めたのは、町長の行政報告、及び一般質問の内容である。まず、町長の神田一秋氏は、過去3ヶ月間の自然環境の異常、遭難事件、及び停電の発生について報告し、町民の安全を確保するための取り組みについて言及した。夜間の落雷による停電に対しては、迅速な改善が行われたものの、一方では高齢者の居住環境や生活支援についての対策が急務であると強調した。
次に、町議会議員の石田守家氏は、地域課題について取り上げ、特に閉校した学校の利用について質疑した。神田町長は、廃校校舎の有効活用には地域住民の意見が必要であると述べ、具体的な活用方法の検討を進める意向を示した。また、婚活や住環境の改善についても議論が交わされ、町外からの移住者を受け入れる施策が求められた。
さらに、五十嵐隆朗議員は、ふるさと納税の動向について言及し、特に米の取り扱いが多いため、他の特産物の開発の必要性を訴えた。神田町長も同様の認識を示し、町の資源を活かした取り組みを進める考えを示した。
最後に、長谷川眞議員は、地域の住環境や高齢者の孤立化について質問し、町内での交流の活性化を図る必要性を指摘した。行政としては、集落支援員の活動を通じて地域の元気を引き出し、新たなコミュニティの形成を目指していると説明した。このように、定例会では地域の実情を踏まえた活発な意見交換が行われ、今後の町の施策に期待が寄せられている。