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阿賀町議会、選挙運動公費負担条例など複数議案を可決

12月18日開催の阿賀町議会で、選挙公費負担条例など重要8件が可決され、拉致問題に関する意見書も提出された。
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令和2年12月18日、阿賀町議会が定例会を開催した。議事は、7つの議案及び1件の意見書が審議され、その多くが可決される結果となった。

特に、議案第80号及び第81号については、選挙運動の公費負担に関する条例と地方税法改正に関連する条例の制定が審議され、石田守家議員(総文社厚常任委員会委員長)の審査報告によって共に可決された。これにより、選挙運動における公的資金の取り扱いが整備され、税制改正に伴う条例の管理が図られることとなる。

また、議案第82号では、阿賀町国民健康保険税条例の改正が取り上げられた。町長の神田一秋氏は、改正の理由とともに制度運営の安定化を目指すと説明した。この改正によって所得税改正に合わせた健康保険税の見直しが行われ、結果的に加入者に対する負担軽減が期待される。

議案第83号の水道給水条例改正においても、神田町長が水道料金の改定理由を説明した。これは人口減少による収入減少に対応するもので、3回目の値上げ提案となる。五十嵐隆朗議員は、今後の見通しについて疑問を呈し、料金の影響を市民生活に与えることを懸念した。

続く議案第84号では、町道路線の変更が案出された。新たに完成される県道中ノ沢内川線のバイパス工事により、一部の市道が町に移管されることを受けて、適切な手続きが行われた。

議案第85号では、豪雨による災害を受けた町道室谷線の復旧についての請負契約が承認された。建設課長の大江修逸氏は、適正で安全な施工を行うことを約束した。

最後に、意見書として「拉致被害者全ての即時帰国を求める」が提案され、多くの賛同を集め可決された。石田議員が強調したように、拉致問題は一刻の猶予もない重要課題であり、国及び政府にはその解決を求めていく方針が示された。

会議は円滑に進行し、全ての議題が承認された後、午前10時42分に散会となった。

議会開催日
議会名令和2年阿賀町議会12月定例会
議事録
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