令和2年9月11日に開催された新富町議会では、各議案について質疑が行われた。
議題には、令和2年度一般会計補正予算や国民健康保険特別会計補正予算などが含まれ、町の重要な財政方針が議論された。
松浦 議員は、ドライブレコーダー設置の補助制度や交通安全対策費について詳細な質問を行い、設置条件などに関して説明を受けた。その内容によると、ドライブレコーダーは自己の車両に取り付けるもので、町内在住者を対象として、補助金が提供される旨が強調された。
また、町民課のコンビニ交付システム導入についても質疑され、来年度の導入を目指していることが明らかにされた。町民への周知は、広報誌やホームページを通じて行うものとされている。これに対し、サービスの充実が期待される。
さらに、福祉課から児童措置費についての説明が行われ、対象となる保育園や幼稚園の数や予算も明らかになった。新型コロナウイルス感染症対策としてのインフルエンザ予防接種に関しても説明があり、接種対象が生後6か月から高校生までとなり、助成額が設定されているという。
新富町長の小嶋 崇嗣氏は、議会の質疑に対し丁寧に回答し、地域の安全や健康を守るための施策を優先していると述べた。一方で、議案第50号に関する条例の必要性が問われるなど、複雑な意見も飛び交った。
最後に、本会議では、数多くの議案が提案されいずれも所管の常任委員会に付託されることが確認された。