令和6年第1回新富町議会臨時会が、1月25日に開催された。
本日の会議では、4つの議案が提案された。議案の中には一般会計補正予算、新富町農畜産物直売所設置条例、空家対策条例の改正及び職員用パソコン購入に関する物品売買契約が含まれている。
まず、小嶋崇嗣町長が議案第1号である令和5年度新富町一般会計補正予算について説明した。この補正は、予算の総額を150億7,190万5,000円へ増額するものである。
具体的には、物価高騰対応のための地方創生臨時交付金を活用し、住民税均等割に課税される世帯への給付金が計上される。この施策により、低所得者の負担軽減が期待されている。
次に、議案第2号では、新富町農畜産物直売所設置及び管理に関する条例が提案された。来月3月に完成予定の新施設は、児湯農業協同組合に管理運営が委託されるという。進捗に応じて、指定議案を3月議会に上程する予定が説明された。
さらに、議案第3号では空家等対策推進条例の一部改正について報告された。この改正は、施行された新たな法律に基づくものであり、地域の空き家問題に対応するためのものである。
最後に、議案第4号である職員用パソコンの購入契約が提案され、町内事業者との競争入札を経て選定された株式会社アイシステムとの契約締結が確認された。総額748万円での契約で、最新のノートPCとモニターが購入される。
質疑、討論ともに問題なしとし、議案は一括して可決された。さらに、会議録の署名議員や会期についても決定し、議長がこの会議を閉会した。