令和5年第7回新富町議会定例会が12月1日に開催された。
この定例会では、議案が多数審議され、特に補正予算に関する発言が目立った。
最初に、小嶋崇嗣町長が議案第59号令和5年度新富町一般会計補正予算について説明を行った。
報告によれば、今回の補正は第10回であり、既定の予算を9億6,239万7,000円増額し、総額148億5,110万円とする。
町長はこの補正が人件費や庁舎のLED化に伴う工事費等を含むと述べた。
また、コロナウイルスワクチン接種にかかる国庫負担金精算金も計上した。
議案第60号についても町長が説明し、国民健康保険特別会計補正予算の増額が確認された。
総額で1億9,273万1,000円の増額が計画され、合計21億3,313万5,000円となる。
今後の保険給付費を見込み、歳入が計上される必要があることも指摘された。
さらに、議案第61号では介護保険特別会計についても審議され、7,969万3,000円の増額が提案された。
加えて、高齢者医療特別会計の議案第62号も取り上げられ、276万6,000円の減額が計画された。
町長は、これらの補正予算が町民にとって重要なサービスの維持及び向上に貢献することを強調したはずだ。
さらに、様々な基金条例に関しても提案があり、特にいきいき健康基金やこども育む基金については支援を継続するための重要な施策として位置づけられた。
委員会での再検討が必要な議案も含むことから、引き続き議論が継続される見通しである。