令和2年第1回新富町議会定例会が3月2日に開会された。
議長の永友繁喜氏が、本日の会議に欠席の議員に関する報告を行った。その後、議事日程に沿って会議が進められ、最初に会議録署名議員の指名が行われた。指名されたのは揖斐兼久議員と下村豊議員である。続いて、会期の決定が議題に上り、会期は本日から3月12日までの11日間とすることに異議はなかった。
この日の議題の中で特に目を引いたのは、「令和元年度新富町一般会計補正予算」や「令和2年度新富町一般会計歳入歳出予算」などの予算関連議案である。小嶋崇嗣町長は、「家計が厳しい中で、町民にとって必要な施策を優先し、実効性のある予算編成に努めている」と述べた。
さらに、今年度は新型コロナウイルス感染症に伴う影響を受けており、町民生活や経済の支援策に力を入れる必要性と重要性が強調された。小嶋町長の施政方針に対し、議員からも理解と協力を求める意見が寄せられた。特に、公共交通機関への整備や防災対策について支持を得ている様子が伺えた。
また、農業振興や商工業支援においても、策定された予算がいかに地域活性化に貢献するかが議論された。その中では、具体的な施策や必要な財源確保の方法も多くの意見として出され、地域への波及効果の期待感を高めている。
最後に、今後の議事進行や次回の質疑についても確認され、この日の会議は午前10時45分に散会した。議会は次回も重要案件が多く予定されており、町の今後の方針を決定する重要な場となることが期待されている。