令和4年6月8日、新富町の第3回定例会が開かれ、10件の議案が審議された。
主な議案は、令和4年度新富町一般会計補正予算であり、質疑の中で、特に衛生費の増額が強調された。
全国で犬や猫のマイクロチップ装着が義務化されたことを受け、マイクロチップスキャナの購入が計画されている。
都市建設課長の岩村伸夫氏は、「迷い犬や死亡したペットの早期発見のために必要な措置」と述べた。
さらに、「地域おこしインターン事業」についても言及があり、若い人材の誘致を図る手段として位置づけられている。
総合政策課長の有馬義人氏は、この制度の概要を説明し、今後の運用に期待が寄せられている。
この取り組みが町の活性化に寄与することが期待されている。
また、「しんとみ応援消費大作戦」の取り組みも確認された。
産業振興課長の壱岐進氏は、消費喚起のためのクーポン配布について説明し、地域経済の活性化を目指していることが伝えられた。
他にも、令和4年度の教育費に関する質疑があり、公民館や体育館の予約システム導入についての詳細が求められた。
生涯学習課長の倉永浩幸氏は、インターネットでの予約が可能となることを明言し、地域住民の利便性向上に向けた取り組みを推進している。
この日程では、住民税非課税世帯向けの臨時特別給付金についても詳細が問われた。
福祉課長の比江島信也氏は、昨年度の実績を述べ、新しい対象者への周知方法についても確認した性格となっている。
町は多様な情報提供手法を用い、町民への情報届けを意識した取り組みを強調した。
このように、新富町の定例会では、住民福祉を向上させる様々な施策が審議され、今後の展開が期待されている。